借地権とは・・・
借地権とは、簡単に言うと地主さんから土地を借りて家を建てる権利です。
借地権と聞いただけで「面倒くさそう」とか「あとでトラブルになりそう」とか
悪いイメージがあると思いますが、メリットもたくさんあります。
土地が自分の土地ではないので、アパートを借り家賃を支払うように、土地の地代を支払います。
土地が自分の土地ではないため、土地の固定資産税はありません
(但し、建物の固定資産税はかかります)
簡単な話ですが、地主さんに地代を支払うか、国に固定資産税と云う名の地代を支払うかの違いです
(地主さんは固定資産税を支払います)
では・・・・メリット・デメリットはどうでしょうか・・・
メリット
- 初期投資が安い(所有権の物件より20%以上は安く購入できる)
- 土地の固定資産税がない(地代はかかります)
- 借地期間が旧法の20年でも住宅ローンは35年組める
- 安く購入できるのでローンの支払いが少ない
デメリット
- 自分の土地ではないため売却するときは地主の承諾を得て、購入する次の借地権者のために地主に名義変更料を支払う
- 将来家を建て替える際は地主の承諾を得て建替え承諾料を支払う必要がある
- 住宅ローンを借り換える際も地主の承諾が必要である
上記のようにメリットもデメリットもありますが、私の個人的な意見ですが、借地権のメリットが勝っていると思い、自宅も借地権付きの住宅です。
当社の建売住宅の半分以上が借地権付き住宅です。何か、分からないことや不明に思う点があれば、是非当社にご相談ください。